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生徒インタビューレポート 内村 舞織(112期)

2017/03/23

内村舞織生徒

元競輪選手の父の練習している姿を見て、自転車の道に進もうと思いました

─ガールズケイリンをどのような理由で目指しました?
「もともと高校の時から自転車競技をしていたんですけど、その流れというか、自然とガールズケイリンがあるのを知って、『あぁ、いいなー』と思いました」

─競輪選手になろうと決めたのはいつ頃ですか。
「高校2年の最後の大会で、初めてケイリンという種目で全国大会に出て、予選も準決勝も決勝も、全部1着になれた時に感動を味わえたので、それで決めました」

─今までのスポーツ歴は?
「小学校6年間は水泳をして、中学校3年間は陸上をして、高校3年間は自転車で、そこからずっと自転車をしています」

─高校で自転車を始めたのは?
「中学校の時に姉も一緒に中学校で陸上をやっていたんですけど、なかなか姉に届かないところがあって、その悔しさを、元競輪選手の父(内村豪)の練習している姿とかを見て、自転車の道に進もうと思いました」

─選手を目指そうと思うと話した時のお父さんの様子はどうでしらか?
「最初はすごく反対されました...。やっぱり落車とかがあるし、競輪界が厳しいのも知っているので、最初は反対気味だったんですけど、どうしてももう一回花を咲かせたいと説得して、やらせてもらうことになりました」

─師匠はお父さん?
「いえ、師匠は父の弟子に当たる近藤悠人さんに見てもらっています」

─競輪学校は入ってどうですか?
「競技面ではすごく自分の伸び代が出ているなと感じるし、これからももっと強くなれるんじゃないかって信じています。生活面では厳しいこともあったんですけど、自分を正す、いい機会になれたと思います」

─競走訓練の方は?
「自分の力を使いたいのが一番なんですけど、まだその自信があまり持てないので、後ろから捲られたらどうしようとか、そういう不安があるので、どうしてもマークとか追い込みになってしまうんです。けど、ゆくゆくは豪快な捲りをできる選手になれればいいなって思っています」

─1着を取ることと、レース内容どちらを大事にしている?
「最初はもう着を狙った走りで、人の後ろについて最後勝負するっていう形だったんですけど、今は自分も力を出さないとっていう感じで、行けるところからは出るようにしています」

─でも、なかなか動けない?
「そうですね。躊躇してしまいます。こう、自分行ったら、絶対ビリになるだろうなみたいな不安というか、そういうちょっとマイナス面が出てしまうので、どうしても追い込みとかになっちゃうことが多いです。行くぞって思ってても、あ、やっぱり無理かなみたいな、走っている間になっちゃうんです。先行で結果を残している奥井(迪)さんとか、同期でも先行で1着を取れる梅川(風子)さんとか、すごいなー、全然違うなって思っています」

─課題は?
「課題はトップスピードに持って行ってからのスピード持久力をもっと鍛えないといけないなと思いました。ダッシュ力と持久力は自分の中で結構ついてきているなと思うんですけど、やっぱりそこの捲りからタレないスピードとかをつけていかないとと思いました」

─脚質的には?
「すごく短いダッシュもあれば、延々と長い距離を一定ペースで走れるみたいな、すごい中途半端で、間の中距離系が難しいですね」

内村舞織生徒

少しずつ上を目指して頑張ります

─卒業したらしたいことは?
「まず髪を伸ばして、女性らしくなりたいです(笑)」

─学校に入る前は髪は長かった?
「いえ、自転車と陸上をやっていた時はやっぱり髪の毛が邪魔になるので、結構短めだったんですけど、伸ばしてオシャレしたいですね」

─デビューしたらどんな選手になりたいですか?
「児玉碧衣さんとか、梶田舞さんのような選手を目指したいです。梶田さんはガールズグランプリでもそうでしたけど、一瞬の隙を狙ってすぐ切り換えられたり、すごいなと思いました。碧衣さんは、もう脚力が強くて、人間性もすごくいい方なので、憧れます。なんかキラキラしているんですよ(笑)。いつも笑顔だけど、走る時になるとパッと変わるので」

─学校を卒業してからの練習の予定は?
「自分はもともと鹿児島なんですけど、久留米に拠点を置いて、住民票とかも全部久留米の方に置いて、児玉碧衣さんとか同期の大久保花梨さんとかと一緒に練習させてもらいます。鹿児島はガールズは自分一人なので、競技場からも家が遠いし、なかなか遠征も遠いので、やっぱり久留米になる予定です」

─一人暮らしは大丈夫ですか?
「洗濯はもうここでできているので、練習は行けばあるのでやらせてもらって、食事はちょっと勉強しながら頑張ります(笑)」

─メンタルの強さはどうですか?
「自分はすごいメンタル弱くて、本当に(笑)。例えばもがきで、思い切って自分が前に行くよって思って、先行態勢みたいな自分が一番前で風を切るとなったら、外からきたら、ああ〜みたいになっちゃうんですよ。でも、それはダメだって思って、冬帰省とかでいろいろ自分で思うことがあって、この前の練習は越されても踏み回し続ける、もうとりあえず差は開けられたくないという思いで、卒業する頃にはちゃんとメンタルも鍛えられていればいいかなと思っています。高校の顧問の先生からも、お前はメンタルだけだみたいな、メンタルがダメだからダメなんだって言われて。メンタルさえ上がればお前は勝てるってずっと言われていたので、メンタルを上げるのが難しいんですけど」

─強いイメージがあるんですけどね。
「強いイメージありますか?(笑) 展開を読むのは好きっていうか、いいと自分では思うんですけど、でもうやっぱり自分の気持ちが入っちゃうと躊躇しちゃうので、気持ちを捨てないといけないなと最近思っています」

─デビュー後の意気込みも含めて、ファンの方々にメッセージをどうぞ。
「デビュー戦ではまず魅せる走りをして、いいレースになるように自分に自信を持って、ハングリー精神と気持ちで乗り越えて行きたいと思います。まだ脚力的にはトップとかそういうところにはいないんですけど、少しずつ上に上がって行けるように頑張ります。応援よろしくお願いします」

内村舞織生徒