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生徒インタビューレポート 坂口 楓華(112期)

2017/03/17

坂口楓華生徒

しっかり考えて、積極的な走りがしたいですね

─ガールズケイリンに入ろうと思った理由を教えてください。
「私はもともとロードレースをしていたんですけど、なかなか結果が出なくて困っていた時期に、父からこんな種目もあるんだよっていうのを聞いて、競輪を知ったのが始めたきっかけになるんです。そこからローカルレースに出て、ケイリンの種目を走って、そこから競輪の魅力に惹かれました。ちょうど高校3年生の時で、進路を決める時に競輪学校という選択肢を父から聞いて、その道に進みたいと思ってガールズケイリンを目指しました」

─自転車歴はどのくらいになりますか。
「自転車に乗り始めたのが小学3年生の頃で、だから大体それを足したら10年にはなります」

─自転車を始めようと思ったのは?
「やっぱり父の影響です。父が昔から自転車を、競輪をしていたんですけど、それで自転車を続けて来ていて、子供の私たちも始めてみて、ずっとそのまま続けて来ました」

─兄弟、皆で自転車を?
「はい。(家には自転車が)たくさんあります(笑)」

─ではスポーツ歴は自転車をずっと?
「中学校の時に陸上競技をしていて、その頃はやっぱり自転車に乗ることが減っていたんですけど、でも週に1回程度は自転車にずっと乗っていました」

─さて、競輪学校生活はどうですか?
「やっぱり集団生活なので、はじめに来た時はすごい不安でした。集団生活というものを私はしたことがなかったので、もう不安しかなくて、うまくやっていけるかどうかわからなくて...。入って早々に揉めちゃったりしちゃったので、すごい悩んだ時とかあったんですけど、今はもうこのメンバーじゃないと私はやっていけないなと思い始めていて、すごい毎日楽しいです」

─ロードをやっていたなら乗り込み期は平気だった?
「いやあ、そんなことはないですね(笑)。また使う筋肉が違うので、自分の体重がどんどん増えていっているのとかがわかって、ロードの練習とかもあるんですけど、登りがどんどん重くなってきました。体重も6kg近く増えたんですよ。だからもう登りがすごい遅くなって(苦笑)」

─でも、その分パワーがついたんですね。
「はい。ダッシュ力がもう全然なかったんですけど、練習したっていうのもあるんですけど、ダッシュ力が自分でもわかるくらいについたと思います」

─競走訓練の方はどうですか?
「競走訓練はやっぱり積極的な走りとかしたいとは思っているんですけど、やっぱり自分の考えと走りがうまく一致しなくて、思うように走れない時があります。1着取るレースをしようと思ったら、自分ではできると思うんですけど、なかなかうまくはいかなかったです」

─課題はどのようなところです?
「私は持久力はつけることですね。ロード選手だったから持久力はあるって皆に言われるんですけど、私は全然持久力がなくて、もうダッシュだけしか自分は取り柄がないので、だから持久力をつけたいですね」

─トップスピードの中の持久力?
「そうですね、600mを最後まで走り切れる脚力をつけたいです。でも、難しいです(苦笑)。自分はいつも 400m〜450mくらいまでしかもたないので。競走で先行して試したことがあるんですけど、たぶん走り方が問題なんですけど、やっぱり最後までもたなくて、持久力がないんだなあって思います。だから最後まで逃げ切れるような脚をつけたいです。私はもう最初からドンって思いきり行っちゃうので、もたないんですよ。そういう頭で考えて走れないので、だから、もうちょっとしっかり考えて最後までもつ走りをしたいって思います」

坂口楓華生徒

姉にたくさん刺激をもらいました

─デビューしたらどのような走りをしたいですか?
「私は訓練をしていても、自分が一番向いていると今思っているのが捲りなんです。難しいんですし、そんなに毎回うまくいくとは思わないんですけど、捲りを極めたいなと思っています」

─目標としている選手はいますか?
「憧れている選手は、やっぱり奥井さんと石井貴子さん(千葉)です。私はまだ精神年齢が幼いというか、落ち着いていない時期で、思いきりとかがなくて、走りに迷いがあったりするんです。だけど、奥井さんは迷いがなくて、毎回やるって決めたらやって、まっすぐなところとかがすごくカッコ良いいですよね。そういう性格とかもそうだし、雰囲気とかも全部含めて私は憧れています。石井貴子さんは走りもそうなんですけど、しっかりした体で走れるところとか、私はそういうふうになりたいです。キレがあってすごいと思います」

─卒業したらしたいことは?
「やっぱり家族とゆっくり過ごしたいです」

─家族と離れて、ホームシックとか大丈夫でしたか?
「やっぱり最初はすごい大変でしたね。もう毎日電話していました。私はすごいお母さん子で、母と離れるのが嫌で、やっぱり家族はすごい大事だっていうのをここに来てわかりました。母は何があっても私の味方だっていうのはいつも言ってくれます」

─お母さんも寂しいのでは?
「そうですね、どんどん私たちが家から自立していくじゃないですか、だから家から旅立っていくのは寂しいっていうのは思っていると思いますね。でも、すごく応援はしてくれています」

─お母さんの前でいいレースを見せたいですね。
「そうですね。母だけじゃなくて、父と母、やっぱり母たちが描いている夢っていうのがあると思うんですけど、それを私は叶えたいなと思っています。恩返ししたいです、今までの分を。いっぱい苦労かけて来たので」

─ロードで活躍しているお姉さん(坂口聖香選手)については?
「お姉ちゃんは2月の末くらいから海外に行っちゃうので、だからこの前の冬帰省で会うのが最後だったんですけど、一緒に練習とかもしたんですよ。やっぱり、いつも背中を見ているんですけど、いつも走るときは背中しか見えなくて...。あと、帰省中に大会も見にいけたんですよ。もうすごい刺激になって、まっすぐな姿勢もそうだし、本当に尊敬しているんで、自分もこういうふうに、まっすぐ、まっすぐな人になりたいです」

─趣味は?
「ペットと遊ぶことですね。今は寂しいです(笑)。ずっと毎日一緒にいる猫がいて、もう可愛くて、その子と離れるのもすごい嫌で。本当にペットは私の癒しですね。(帰省した時も)すごい喜んでくれて、甘えてくれて。(休みの間は)毎日一緒にいました(笑)」

─デビューしてからの意気込みを含めて、ファンの方にメッセージを。
「まだ全然足りないところとかいっぱいあると思うんですけど、これから補っていきたいと考えているし、やっぱり圧倒的な走りを見せたいので、ファンの方々には。ですから人一倍練習してしんどいことからも逃げないで、どこまでいけるか限界に挑戦して毎日練習したいです。応援よろしくお願いします」

坂口楓華生徒