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生徒インタビューレポート 加藤 恵(112期)

2017/03/01

加藤恵生徒

学校はご飯が美味しいです

─ガールズケイリンを知ったきっかけは?
「もともとスポーツインストラクターの職に就いていて、その中で定期的にマッサージをしてくれている三浦先生という方に『競輪選手をやってみないか』と言われて、そこで、えっ、なに?って感じで知りました。それで、プロの選手の話を聞いて、稼げるという話も聞いて、そこでビビッと感じてやってみようかなと思って、受けたという感じです。なので、それまではガールズケイリンは知らなかったんです」

─今までのスポーツ歴は?
「中学校と高校のソフトボールだけやっていました。あとは社会人になってスポーツインストラクターだったので、水泳の指導とかエアロビクスとかそういうのをやっていました」

─自転車歴は?
「始めたいと思った時からだったので、だいたい2年もない状態ですね。本当に初心者って感じでしたね。
もともとトライアスロンとかはかじっていたのでロードの自転車は持っていたんですけど、ピストレーサーはなかったので、師匠に全部お願いをして手配をしてもらって、買ったという感じです」

─競輪学校生活はいかがですか?
「いや、むしろもっと厳しい状況かなと思ったんですけど、意外と気が抜ける時間とかもあるので、わたし的には苦ではなかったですね」

─自転車経験があまりなかったので乗り込み期とかは苦しかったのでは?
「そうですね。みなさんにまずついていくのが必死で、もう何やっているんだろうと思いながら、でも一生懸命やらなきゃいけないので、これが仕事になると思った以上は妥協しないで練習していたんですけど、ようやくみんなについていけるようになったので、やっぱり妥協しなくてよかったなと感じています」

─競走訓練はいかがですか?
「楽しいっていう部分が多いですね。やっぱり競うということがなかなかこの年代になるとないので、そこが一番いいですね」

─競走訓練で気をつけていることや戦法などは?
「戦法は、できれば前々で積極的なレースを心がけたいなっていう部分はあるんですけど、なかなかそういう場面っていうのは作れない、まだ技術的にも足りない部分がありますね...。着内に入るというところと、あとは何もしないで末着になるよりは、少し積極的な展開を自分で作れるようなレースを心がけてやっていますね」

─今の課題は?
「課題は、まず自転車に慣れるところが一番じゃないですかね。やっぱり慣れていない部分があるので、そこが慣れればみんなを追い越せるかなっていう感じだと思います」

─体力がありますからね。
「うーん、体力はあるのかないのかちょっとわからないですけど、若いメンバーにはついていけるので、まあ体力はあるのかなと思います」

─スタートの位置取りとかは得意?
「ああ、全然(苦笑)。一番スタートが遅いので、わたしが。やっぱり取れない分、後ろから駆けていくしかないので」

─1回動かしてレースを作って行く? それともバンって動いちゃうほう?
「うーん、結構積極的に行くメンバーっていうのは決まっているので、その人たちが行くであろうという仮定でレース展開を取るんですけど、そこから前で走っている人が少しでも遅れて来たら後ろから捲って行ったりとかはしたり、そのメンバーにもよります」

─メンバーを見てこのレースはこうなるなってというのはだいたい思い通りに?
「そうですね、はい。あとはメンバーにもよるんですけど、前に出られないメンバーだったら、じゃあ自分がちょっと仕掛けてみようかなっていうふうにはレース前に組んでやってみてます」

─学校生活で一番印象に残っている思い出は?
「料理が美味しいってところですかね。やっぱり一人で生活している時って品数って少ないじゃないですか。それが5品とか4品とかでもバランス良く摂れているのが幸せで、このままずっといたいなって感じていますね(笑)。やっぱり冬帰省とかで帰っても、不摂生というか、やっぱり外食とか多くなって、その分体重が増えたりとかして。やっぱり学校の中だとバランス良く食事が摂れるから、これが一番自分がデビューしてからでもできればいいのかなあって思いますね」

加藤恵生徒

車券に貢献できる選手になりたいです

─デビューしたら、どんな選手になりたいですか?
「面白みのある選手ですかね。あと、名前を覚えてもらえるのが一番なので、まずはレースで積極的な展開を見せるっていうことと、あとはこういうインタビューとかで自分の面白い部分も見せられるようにしたいなと思います」

─八戸って今まで女子選手はいました?
「初めてです。一応、津軽の方とかは結構いるんですけどね。八戸は自転車競技とかは結構盛んなところなんですけど、女子があんまりいなくて」

─そういうところにいきなり飛び込んで行くのは大変だったのでは?
「なんかそういう感じはしなかったんですけど、新聞の記者の人にも言われて、30歳で安定している職場を捨ててまでもなぜこの道を選んだんですかって言われてた時に、チャンスが来たからただそれに乗っかってみたいなみたいに思ったりとかして。あとは自分の可能性に挑戦したいなっていうのが一番強かったですね」

─卒業したらしたいことはありますか?
「皆とビールを飲みたいですね(笑)。あとは普段通りだと思うので、とにかく泡がついたものが飲みたいですね(笑)」

─結構飲めるクチ?
「はい、わたしは日本酒一升瓶空けても次の日二日酔いにならないってくらいの、飲める方なんですけど、学校に入っている時は全然お酒飲みたいっていう感覚はないですね。たぶん自分自身が充実しているからだと思うんですけど」

─メンタルの強さは?
「一番弱いと思うんですよねぇ(苦笑)。なので、お客さんのヤジとか聞いてしまうと、どんどん落ちていきそうな気がしそうな感じがしますけど。乗っている時はいいんですけどね、乗っていない時にドンってやられると、たぶんふうーってなっちゃう、繊細な心を持っているので(笑)。いや、強くはないですよ。本当に自分の内面も全部知っている人たちから聞くと、やっぱりメンタルが弱いよねって。いけいけって時は全然強いんですけど、ちょっとぐつぐつ崩れた時になってくるとポロっと壊れちゃうんで、そこを気をつけてねとは言われていますけどね」

─プレッシャーで動けなくなるようなことはない?
「それはないですね。前の職場も大会だったりとか、別枠でなにか余興やってくれとか言われるんですけど、度胸が座っているというか、やる前まではもやもやしているけど、やれって言った時はもう全然、やるぞ、やるしかない。走るしかないってそういう感じですね」

─ファンの方にメッセージをどうぞ。
「早く車券に貢献できるような選手になりますので、応援よろしくお願いします」

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