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生徒インタビューレポート 太田 りゆ(112期)

2017/02/17

太田りゆ生徒

乗り込み期はダッシュ練習を楽しみに堪えました(笑)

─ガールズケイリンを知ったきっかけは?
「友達のお父さんが競輪選手で、ガールズケイリンは知っていました。(友達のお父さんは)酒井誠さんっていう方なんですけど。すごく仲のいい友達のお父さんだったので、競輪自体は小さい頃から知っていました」

─自分で選手を目指そうと思ったのはいつ?
「大学で陸上をやりたかったんですけど、家計の問題で部活に入れなくて、大学の先輩に増茂るるこ選手がいて、先生たちからもそういう道があるし、稼げるから挑戦してみないかって言われて、やろうって決めました」

─今までのスポーツ歴を教えてください。
「小学の時はバスケットをやっていました。中学校から陸上を始めて、高校までやっていました。陸上は800mでした」

─自転車歴は?
「自転車は2016年の2月の3週間目くらいから乗り始めたので、もうちょっとで1年になりますね」

─自分でこれほど自転車の適性があると思っていた?
「全然思っていなかったです。(自転車に乗るようになった流れは)お金を稼ごう、競輪選手になろう、ガールズサマーキャンプに行ってみよう、適性試験を受けに行って、それで、学校に受かった、というような流れでした。でも、まだその時大学のテストがあったので、大学のテストが終わったら大宮競輪場に電話しようと思っていたんですけど、テスト中に電話がきちゃったので、テスト中に挨拶に行くことになり、で、その日に初めてローラーに乗れた、みたいな感じです(笑)。なんかトントン、トントンって感じで、ここまで来ました(笑)」

─師匠の早川成矢選手に師事するきっかけは?
「大宮競輪場に挨拶に行った時にたまたまいて、自分は靴とかも何も持っていなかったので、その日にとりあえず靴だけはないと乗れないからってことで、一緒に自転車屋さんに行ってくれたんです。それで、いい靴が見つからなかったので『じゃあ俺の使いなよ』って、足のサイズが一緒だったので、成矢さんにいただきました。私が今履いているのも成矢さんの靴なんですよ。それで、その時に成矢さんや細沼健治さんらが練習を見てくれて、その流れで『面倒みる』と言ってくれたのでお願いしますという形で、師匠になってくれました」

─では、競輪学校での一番の思い出は?
「記録会とかもすごい思い出ですけど、やっぱり毎日の練習、訓練がすごい思い出なのかなって思っています」

─自転車経験がないと乗り込み期はきつかったんじゃないですか?
「はい、乗り込みはきつくて、辛かったですね(笑)。あの時は、乗り込みよりも乗り込みの間にあるダッシュ練習を『私はここで輝かなきゃ何もない』と思って耐えて、ダッシュの時にここぞとばかりに楽しんでやっていました(笑)」

─競走訓練はいかがですか?
「今は勝つっていうことも意識はしてやっています。例えば、今日は突っ張ってみようとか、次は捲りとか、そういうことをやるって決めて行くようにしています」

─ハイパフォーマンスディビジョンの練習は?
「最初はやっぱりすごく悩んでいたんですけど、色々とできなくて...。今は馴染んできて、環境に慣れたというか、しっかり集中してできるようになっています」

-最初に悩んだ理由は?
「ドームが怖くてー(笑)。もう、だって3回落ちましたもん(笑)。転んだのも初めてだったし、なのに2週間のうちに3回落ちるしで、擦過傷もそこで初めてつくったんです。2回目からは受け身が上手くなってきて、お尻でちゃんとスーって滑るようにって(笑)。1回めは皮膚を直に当てていたんで、それはやっちゃいけないと学び、やばいと思ったらお尻をつけるようにって心がけてます(笑)。それで、ドームに慣れたら大丈夫になりました。でも、まだ全く怖くないとは言えないので、変なところは見ないようにしています。学校の記録会の時はまだ怖かったですね。怖い、怖いで乗っていたけど、それ過ぎたあたりからは大丈夫になりましたね、たぶん」

太田りゆ生徒

自分の長所をしっかり活かして、勝てるレースをしたいです

─デビューしたらどんな選手になりたいですか。
「戦法はこだわらないで、レースの展開を見て勝てるレースをする選手になりたいと思っています。 でも、自力を全く使わないっていうレースはしたくないので、スピードはあるところを見せつつ、上手く立ち回りをしたいなと思っています」

─昨年のグランプリを観ましたか?
「梅川(風子)生徒と一緒に直接見に行きました。2センターのところで、一応スーツで、選手会の人たちと一緒に見ていました」

─学校を卒業したらしたいことはありますか?
「おしゃれしたいです!普段からやっぱり髪型とかメイクとかは気にしていたので戻したいです(笑)。まず、まつ毛エクステがなくなるっていうことが2年以上なかったので、それが取れて『私のまつ毛はこんなんだったんだ』って(笑)。冬帰省中とかは思う存分いじってきました(笑)。(髪型も)天パなのである程度は伸ばしていましたし、綺麗な選手でいたいので、そういうのは考えながらやりたいです」

─選手になってから楽しみなことは?
「賞金もらうことです(笑)」

─では、大きなレースはもちろん目標に?
「そうですね、やっぱりガールズグランプリは行きたいですね!」

─賞金の使い道は?
「まず親に必要な分は渡します。あとは......、うーん、あんまり自分の物欲っていうのはないので貯金します(笑)。貯金グセがひどいんですよ。ゲームかのように貯金をしちゃって、ペットボトルを買ったら負けゲームみたいな感じで、水筒を背負って歩いたりしています(笑)」

─プレッシャーには強い?
「プレッシャーとかは全然感じないです。今までの大会とかでもプレッシャーで力が出せなかったという経験は、全然ないですね。記録会とかなんでも、全部、いつもの練習通りの気持ちで臨んでいます。もちろん緊張はしますけど、ガチガチに固まったせいで動きができなかったとかっていうことはないと思います」

─最後にファンの方にメッセージをどうぞ。
「デビューしたら私の長所であるダッシュ力、加速力をしっかり出せるようなレースをして、応援したいなと思ってもらえるような選手に頑張ってなるので、応援してください。よろしくお願いします!」

太田りゆ生徒