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生徒インタビューレポート 大谷 杏奈(110期)

2016/02/22

大谷杏奈生徒

競輪がやりたくて、この道を選びました

高校時代にロードや長距離で活躍していた大谷杏奈。彼女がガールズケイリンを知ったきっかけは父の影響だった。
「中学の2年か3年くらいの時に、『ガールズケイリンが出来たんだぞ』みたいな感じで父から聞いて、進路に迷っていたので、それを聞いて決めました」
そうして、桜ヶ丘高校に入り、自転車部に入部した。
「深谷(知広)さんとか金子(貴志)さんも出ている学校ですし、それから豊橋競輪場がすごく近いじゃないですか、環境に恵まれていて、強い選手を出している学校だなと思って、私も絶対に競輪選手になりたいと思って入ったので、その道を選びました」

しかし、そこで思わぬ方向にことは進んでいった。
「1年生からは土台作りのために長距離が中心なんです。ロードとか長い距離を乗って土台作りっていうのが多かったんですけど、やっているうちにそっちの方が得意になっちゃって、短距離の方はあまり出ずに終わってしまったんです。競輪をやりたくて、自転車部に入ったんですけど、実際はロードとか、スクラッチとかポイントレースとかばっかりで、結局、ケイリンをやらないまま終わったんですよ(笑)。あれ?って自分でも思いました(笑)」

ロードが得意だった分、ガールズケイリンに進むかロードをやるか迷ったこともあったそうだ。
「一時期は、ロードに進むか迷った部分はありました。高校2年生の冬くらいに、(将来を)決めなきゃいけないって感じで、迷ったんです。...ケイリンをやったことがないという不安と、ずっとロードとかをやってきたので、そっちも手放せないっていう、何か迷いがあったんですけど、最終的に、高校に入る前に競輪選手になるって決めて入った高校だし、迷ったけど、競輪がやりたくて、この道を選びました」

大谷杏奈生徒

練習はきついけど、頑張ります!

「競輪学校は、皆、すごく優しくて、先生も色んな相談に乗ってくれて、『ここがダメなんですけど、どうすればいいですか?』って聞くと色々と教えてくれて、すごく充実していますね。あとは、もっとタイムが伸びるように頑張ります」
と、嬉しそうに学校生活について話してくれる大谷。
一番楽しいことは?
「やっぱりこれだけ女子が集まっているので、色んなおしゃべりするのが一番楽しいです!携帯電話がなくて、高校とかでもけっこう携帯電話をいじっていたので不安だったけど、でも、携帯電話がない分、色んな人と話せたりして、すごく楽しいです。最初は携帯電話がない生活なんで『絶対にムリ!』って思ったんです。でも、実際にやってみたら平気でした(笑)。親も言っていたんですけど『今の子は携帯電話を使い過ぎちゃっているから、コミュニケーションがちょっと(上手くない)』みたいなことを言われたんですけど、確かに、携帯電話を使わずにいると、色々と話せたりして、楽しい毎日を送っています」
逆に、きついと思う時は?
「練習はきついけど、でも、自分は弱いので、追い込んで練習しないとダメなので、頑張ります!」

大谷に課題を聞いてみた。
「ダッシュ力が全然ないので、ダッシュ力がある生徒に、例えば、(藤巻)絵里佳ちゃんとかダッシュがあるので、ああいう人にガッと行かれちゃうと全然ついていけなかったりするので、飛びつけるようにダッシュをつけたいと思います」

自分の長所を活かした走りというのも一つの戦法だと思うが、どうだろうか。
「私は身体が小さいので、ありがたいことにというか何というか(笑)、この回生は私よりも小さい子がいないので、すっぽり収まるんですよ、前の人に(笑)。だから、それを競走でも上手く使えるようになったらいいなと思います」

競走訓練ではどんなところを心がけているのか?
「競輪もやったことがなかったので、その感覚が全然わからなかったんですけど、だんだんわかるようになってきて、走り方も、この人がどういう走りをするかとかも考えなきゃいけなくて、競走に難しさを思いしらされました(苦笑)。簡単ではないですね」
集団で走るポイントレースと似ているところもあると思うが。
「いえ、違いますね。似ているところもあるんですけど、もう、スタートから決まっちゃうじゃないですか。ロードとかは自分で考えてなんとかなるけど、スタートから誰の後ろにはいるかとかすっごく難しいですね」
確かに、競輪は一瞬で勝負が決まってしまう部分はロードやポイントレースとは違う。
「そうですね。ロードとかは何とかなる部分もあるけど、でも、競輪は一歩間違えたら、ばーって離れちゃうので本当に難しいです」

大谷杏奈生徒

憧れの先輩たちと戦えるように、自分に自信が持てるように、しっかり力をつけていきたいです!

趣味を聞くとこんな答えが返ってきた。
「釣りとか好きです。父が釣りが大好きで、小さい頃から海とか川にたくさん連れて行ってもらって、自然に触れ合うのが好きなんです。あとは旅行とかも大好きですね。
でも、釣りの餌がくさいんですけどね(笑)。小さい頃からやっているので平気です。その手で色んなものを触ると母に怒られるから、気をつけないといけないんですよ(笑)」
とアクティブな一面を教えてくれた。選手になると競輪場で全国を巡ることになる。
「そーなんですよ! それが楽しみで、旅行とか大好きなので、色んなところに行けるのが楽しみで、楽しみで!高校の遠征とかもすごく楽しみでした!!」
と元気よくニコニコと笑った。

大谷から見たガールズケイリンの魅力とは?
「男子とはまた違って、華やかな部分もあって、でも、自分が中学生の頃に考えていたような簡単な世界じゃなくて、けど、個人競技で自分が頑張っただけ結果につながると思うので、しっかり頑張っていきたいと思っています」

卒業したらしたいことは?
「卒業したら、デビューまでけっこう長いので、色々とやりたいことや旅行したいことはあるんですけど...、まだまだ弱いので、しっかり練習して、豊橋は環境も整っていますし、それを利用して、練習したいと思います。強くなって、お金を稼いでから楽しいことをしたいと思います(笑)。学校にいると、遊びたくてしょうがなくて、卒業したらヤバいだろうなって思っているんですよ(笑)。でも、練習を頑張ります!」

デビューに向けて、不安はある?
「今までテレビを見て、憧れてきた選手たちと戦うっていうのはものすごく緊張することなんで、その人たちと戦えるような脚を作って、戦えるようにしたいと思っています。
今は、憧れちゃっているので、でも、憧れていたら、勝てないって言われるので、自分に自信が持てるようにしっかり力をつけて、その上で戦法を考えて、頑張って勝てたらいいいですね」

大谷の憧れの選手は誰だろうか。
「竹井史香さんですね。竹井さんのシュ、シュ、シューっていく動きとか、それに、竹井さんも私と変わらない小柄な選手なので。お台場のイベントで会って、話を聞いたんですけど、その話に感動しちゃいました。競輪は、先行だけじゃなく、捲りとか追い込みもあって、私は自分の戦法を誇りに思っているっていう話を聞いて、めちゃくちゃ格好よかったんですよ。そう自信を持って言える人ってすごく格好よく見えて、私もそういう風になりたいです!」

「私は、タイムもまだまだですし、戦法的にもまだまだ考える部分がたくさんあって、まだ決まってないので、しっかりと自分の脚をつけて、一番自分にあった戦法をみつけていき、デビュー戦でしっかり勝てるように頑張ります!」
小柄な身体から溢れるパワーとキュートな笑顔が魅力的な大谷。彼女が起こす旋風を期待したい。

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