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生徒インタビューレポート 藤巻 絵里佳(110期)

2016/02/02

藤巻絵里佳生徒

何か新しいことにチャレンジしてみたいと思って、ガールズケイリンを目指しました

「小学校4年から中学校3年まで柔道をやって、中学の特設の部活と高校3年間は陸上の短距離をやっていました」
という藤巻絵里佳が、ガールズケイリンを知ったのは父からの紹介だったどうだ。
「ガールズケイリンのことは、父に教えてもらったんですけど、何か新しいことにチャレンジしたいと思っていて、それでガールズケイリンがあるってことを聞いて、それにチャレンジしてみようかなと思ったのがきっかけです」

自転車を始めたのは一昨年の夏くらい。
「知り合いにトライアスロンをやっていた方がいて、その方が斑目道場にお世話になっていたそうで、紹介してもらったんです。それで、競輪学校の試験を受ける年の5月か6月頃に初めて斑目道場にいって、それからパワーマックスだったり、色々なことを教えてもらって、ガールズサマーキャンプに参加して、そこから本格的に自転車を始めました」

「始めて(ピストレーサーに)乗った時は、最初はちょっと怖いなって感じもあって、スピードに乗って、あの角度に走れるか心配だったけど、乗ってみたらすごい早くて楽しいなって思いました」
自転車経験のないガールズサマーキャンプでいきなり1000mTTで1分20秒台を出して、その時のコーチだった教官たちを驚かせた藤巻。

学校に入ってからも、記録会では上位に入る活躍をしている。こんなに急激に強くなれるとは自分でも想像していたのだろうか?
「全然...、タイムとか、どれくらいが早いとか、こんなに伸びるとか、全くわかんなかったんですけど、でも、師匠とか道場とか学校での練習で、積み重ねて、どんどんタイムがよくなってきて、自分でも、もっと頑張らなくちゃなっていう思いはあります」

藤巻絵里佳生徒

練習はきついけど、自分が強くなるために必要だと思うので頑張ります

学校生活の楽しいところは?
「皆と自由時間に話したりして、同世代の子も多いですし、年の上の人も下の人も皆、色んな個性があって、色んな話題で、もう自分も勉強になることが多くて、楽しいなと思います」
きついところは?
「練習はきついなって思うんですけど、自分が強くなるためには必要だと思うので、それはしっかりやらないといけないなと思っています」
休みの日の過ごし方は?
「午前中は皆でバンクに行って、周回したり、ダッシュの練習をしたりして、あとはリラックスして、皆と話したり、テレビを見たりしています。
練習に一緒に行くのは、誰とっていうのは決まってなくて、『行こう』みたいな感じで、集まった人と一緒に練習しています」

そんな藤巻の学校生活で苦しかった時期は、夏帰省後すぐにストレス性の胃潰瘍で体調を崩したことだ。
「ちょっと動いただけで気持ち悪くなったり、ご飯も食べられなくなっちゃったりして、体重も一気に3kgほど落ちてしまいました...。
学校に戻ってきて、次の日に起きていられなくなって、病院に連れて行ってもらって、大丈夫だったんですけど、また次の日もその次の日も病院で点滴を打ってもらってっていう感じでした」
そのすぐ後にあった第1回記録会では思うような記録が出せずに悔しい思いをした。
「調子もあまりよくはなかったけど、夏帰省中にハロンで11秒台を出していたので、学校でも記録を狙っていたんですけど、...思ったように出せなかったので、次の第2回記録会では、ちゃんとコンディションを整えて、自己ベストを出したいなと思っています」

藤巻に学校の目標を聞いてみた。
「競走訓練では、まだ自分のレースはみつけれていないんですけど、自分の持ち味はダッシュだと思うので、それを活かして、競走訓練に取り組んでいって、デビューしてから、自分の持ち味を出せるように、練習していきたいと思います。
後ろにいたら、自分の持ち味のダッシュは出せないと思うので、前に、前に行って、ダッシュして、レースを作りたいなと思います」
スタートを取るのは得意で、前だけでなく狙った位置を取って色んな競走にチャレンジしているそうだ。
「最初はスタートを狙って前にいることが多かったんですけど、1番手ばっかりだと、他の状況になった時に対応出来るかわからないので、真ん中にいったり、後ろにいってみたりと、色々と試してみています」

自主練習はどんな風にやっているのだろうか。
「今は、夕方に1日おきでウエイトとパワーマックスを交互にやっています。師匠に1日おきにやった方がいいと言われているので。
乗る量も前に比べると減っちゃっているので、パワーも落ちてきてしまうと思うから、自分でそこは補わないといけないなと思っていて、そこを中心に自主練でやっています」
課題は持久力だそうだ。
「入ったばっかりの時は、周回練習も全然ついていけなくて、千切れちゃっていたんですけど、今はもうついていけて、持久力は前に比べればついたなって思っています。でも、それでも、やっぱり強い人たちに比べれば劣っているので、そこが私の弱点だと思うし、そこをもっと補っていかなきゃいけないなと思っています」

藤巻絵里佳生徒

ダッシュ力を活かして、ファンの皆さんを魅了する走りを目指します

頑張り屋さんの藤巻だが、小さい頃はどんな子だったのか気になる。
「泣き虫で、お母さんの後ろに隠れているような子でした(笑)」
陸上部でも遠征や合宿はあったが、寮暮らしは初めてでつらくはなかったのだろうか。
「つらいなと思うんですけど、でも、ご飯も出てきて、やることもそこまではないので、快適ですね。練習するにはいい環境だなと思います」
趣味は、好きな野菜の本を見たり、母や姉の影響でビーズを使ったアクセサリーを作ったりしていたそうだ。学校では出来ないが、その分、仲間たちと話せるのが楽しいそうだ。
「皆と仲良くしゃべれるのは楽しいですね。1組の皆と仲がよくて、でも、皆が本当に仲よくて、この回生はいい人ばかりです!」

卒業したらやりたいことは?
「家族に会って、地元のご飯が好きなので、美味しいご飯を食べて、あとは練習して、デビューでしっかり強い姿を見せられるように頑張りたいと思います」

デビューしたら藤巻はどんな選手を目指すのか。
「そういうのはあんまり考えていないんですけど、でも、自分はダッシュが持ち味なので、ダッシュを活かして、どこのポジションにいてもちゃんと最後は1着にこれるような、何でも出来るような選手になりたいと思っています」

師匠の斑目秀雄氏。伏見俊昭、新田祐大らを育てた名師匠だ。
「師匠は、いつも、心配して電話をくれます。私も手紙を書いて、練習内容とかを報告して、それを見て斑目さんがアドバイスをしてくれたり、私が聞いたことを丁寧に一つ、一つ教えてくれて、ものすごい頼りになります。
練習については、ウエイトトレーニングは学校と同じように、フォームが崩れて回数をやるより、ちゃんと正確なフォームで1つ、1つを考えながらやるように言われました。何でもそうですけど、走るのにしても、ハロンをかけるのにしても、いつも考えて、考えないと身体は動かないから、しっかり考えながらやるようにって言われているので、全部、ウエイトでも、バンク走行でも、ちゃんと考えながらやるようにはしています。ハロンの時はここから駆けてみようとか、ここからダッシュするとか考えてから、いきなりここきてこうとか走りながら思うよりは、最初に考えて走った方がスピードの乗りも違うので、そういうことも心がけてやっています」

「私はダッシュが持ち味なので、それを活かして、ファンの皆さんを魅了出来るようなレースを出来るような選手になりたいと思っているので、学校生活、それから卒業してからの練習を頑張って、デビューしてから、皆さんにすごいなって、この人選手に賭けたいなって思われるような選手になっていきたいと思います!」
藤巻のダッシュ力を磨けば、ガールズケイリンでも上位にくい込める存在になるだろう。ここからの藤巻の頑張りに大いに期待をかけよう。

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