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生徒インタビューレポート 高橋 朋恵(108期)

2015/03/06

高橋朋恵選手

佐世保競輪場の練習環境はいいと思います

「ガールズケイリンを知ったきっかけは、テレビで「ガールズケイリンが始まった」というのを見て、それで知りました。
それが高校2年生の時で進路を決めなくてはいけない時期だったんですけど、ガールズケイリンが始まったばかりで興味がありましたし、地元の競輪場へとりあえず競輪を見に行ったんです。そうしたら、地元の選手がファンサービスで投げたのをちょうどいただいてしまいました。これは何か運命ではないけど、何か感じて、やってみようかなって思って、それをきかっけで支部長に話をしにいったら、『じゃ、始めてみたら』って言われて、それで始めました」
そこから自転車を始めた高橋朋恵。自転車を始めた頃の感想を聞いてみた。
「中学校からずっと陸上をしていました。高校の時は円盤投げをしていたんですけど、途中まで走る競技をしていたんです。自転車は、練習すればどんどんタイムが伸びていくのが陸上と一緒で楽しかったですね」

しかし、1回目の受験は残念ながら受からなかった。
「1回、卒業見込みで受けましたけど、その時は2~3ヶ月練習して受けましたが玉砕みたいな感じでした(苦笑)。そこから高校の陸上部をまっとうして、それから自転車をちゃんと始めようという話になったので、卒業してから、2回目の試験に向けて練習を始めました。
両親から2回目で受からないと、『これっきりだから』という約束だったので、2回目で受かってよかったです」

その1年がホームバンクである佐世保競輪場の先輩たちとの距離を縮め、練習環境を整えるのに役立った。
「最初は、初めての女子だったので、先輩たちもどう扱っていいかわからなかったみたいだったんですけど、今はすごくよくしてくれて、練習やアドバイスもいただいたり、バイクも引っ張っていただいています。他の県の子に聞くと師匠がいないとバンクを使えないところとかもあるそうなので、佐世保は私1人でもバンクで練習出来るので、練習環境はいいと思います。
自分も最初は緊張したけど、1年かけて先輩に『ついてもいいですか』と言えるようになりました(笑)。人見知りはしないといえ、最初は『どこの馬の骨かもしれない小娘がー』みたいに思われているかなとか不安で、すみませんって思いながら練習に入りました(笑)。今は、『頑張ってこいよ』とか帰省の時も『お帰り』とか言ってもらえて、本当によかったです」

高橋朋恵選手

体育祭では優勝出来たのでよかったです

競輪学校での一番の思い出は?
「体育祭ですね。3つのチームに別れていて、赤組が優勝出来たのでよかったです」
腕相撲に出場した三宅玲奈や児玉碧衣の衣装の準備したのは高橋だったそうだ。
「赤組の女子の中では自分が年上だったので、って言っても1歳しか違わないけど、言い出しっぺが準備しなきゃいけないなってことで、けっこう頑張りました(笑)。お母さんに制服を送ってもらったり、昔、体育祭で作った衣装を残っていて使ったりとか、結果、優勝出来たからよかったです。お母さんにも『ブログ見た~?』って電話しました(笑)」

競走訓練はどうだろうか。
「まだ1着を1回も取れていないですね。自分の順位も真ん中ですし、今は先行する力がないので、ちゃんと強い人についていってから捲れたり、追い込んだりする脚力をつけないといけないなと思っています」
今の課題は?
「先生にも言われるんですけど、ダッシュはあるけど、そこから伸びがない、持久力がないって言われるので、そこの強化をしていかないといけないなと思っています。
競走で後ろについた子に『朋恵ちゃんは、最初はいいけど、最後は・・・・・・』って言われて、『うん、わかってる・・・』って(苦笑)。『そこは気合だよ』って言われるけど、なかなか追い込める力がないです。
強い人につくことは出来るけど、そこからつきっぱなしで、ちょっと出て追い込むっていう脚がなくて、撃沈したり、内、内に入ってしまうことが多いので、自習練習でも強化していかなくちゃいけないなと思っています」
競走結果が出ない分、強気になれない高橋がいる。きっかけを掴んだら一気に変わりそうな気がする。
「うーん、荒木先生にも言われるんですけど、『きっかけがあればね。高橋はいい体型はしているんだけどね』って言われるんですけどね(苦笑)」
その強気になれないところが競走に出たりはしないだろうか?
「それはありますね(苦笑)。今、行かないといけないっていうときに、行けなくて、内、内に行ってしまったりというのは、わかっているんですけど、なかなか勝負しにいけてないですね」

高橋朋恵選手

練習して、デビュー戦では驚かせる選手になりたいと思っています

師匠は野口誠一郎選手に決まったそうだ。
「師匠からは、『怪我はしないように』と、あと『1回は1着を取ってこい』って言われました。けっこう電話はするんですけど、色々とアドバイスをもらいます」

自分の性格を分析すると?
「うーん、面倒くさがりのくせに世話焼きかもしれないですね。朝もシーンってしていたら、何かしゃべらなきゃってやきもきしてしまいますね(笑)」
と本人は言うが、優しいからこそ気を使うのではないだろうか。
「うーん、どうだろう。友達にはさめているねとはよく言われるけど、優しいのかな?(笑)」

メンタルの強さはどうだろうか。
「そんなにない気がします。なんというか、練習ではタイムが出ているけど、本番ではなかなか出せなかったりするので、メンタルとか弱いのかなって思います」

デビューしたら、どんな選手になりたい?
「代謝制度も始まっていますし、今のままだと上位の選手とか、学校のエリートとかの人たちには全然勝てないので、ちゃんと勝てる・・・続けられるようにしないといけないですね。ちょっと地元のテレビに出たことがあったんですけど、そうしたらけっこう『見たよ』とか『応援しているよ』って言われて、全然知らない方からも応援してもらっているので、周りの人たちにあきられないように、強い精神を持つもそうですけど、強い選手になりたいですね。
卒業してからデビューするまで時間があるので、その時間を使って、さらに練習して、デビューする頃にはもっと強くなって、このままだと在校成績はあんまりよくないかもしれないですけど(苦笑)、でも、デビュー戦では驚かせる選手になりたいなと思っています。しっかり練習しますので、応援よろしくお願いします!!」
ファンへのメッセージを聞くと、高橋は長い間考えながら言葉を選びながら話してくれた。本人は否定するが真面目だからこそだからこそ、しっかり言葉を選ぶのだろう。しっかりもの高橋の今後の巻き替えに期待したい。

高橋朋恵選手