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生徒インタビューレポート 元砂 七夕美(108期)

2015/03/23

元砂七夕美選手

奈良はめちゃくちゃ練習環境がいいです

元砂七夕美が自転車競技を始めたのは小学生からだそうだ。
「兄がトライアスロンをしていて、それに影響されてトライアスロンを始めたんです。その中に自転車競技もあったので自転車競技を始めました」

トライアスロンの中でも、自転車が特に面白くなり自転車競技への道を歩みだしたのだ。
兄・元砂勇雪選手も通った、自転車の強豪校、榛生昇陽高等学校高校に進み、ロードや中長距離を中心に活躍を収めた元砂。
「もともと自転車が好きだったので、自転車競技を職業にした仕事につきたいと思っていました。中学の時はガールズケイリンがなかったけど、高校になってからガールズケイリンが出来て、兄も競輪選手になったので、自分も競輪選手になろうと思いました」
選手になると決める前は葛藤もあったそうだ。
「ガールズケイリンに行くって決める前は、色々な方に『大学に行くの?』『ガールズケイリンに行くの?』って聞かれました。大学にも行きたい気持ちはありましたが、でも、やっぱり競輪選手になるには大学に行ってからよりも、早く競輪選手になった方がいいかなと思ったので、ガールズケイリンに入ろうと決めました」

兄の存在は大きいのだろうか。
「兄は、自分から聞かないとアドバイスしてくれないんです。最初は聞くのが恥ずかしかったり、何を聞いていいかわかんなかったけど、最近は『どうやって先行したらいい?』とか『どうやって走ったらいいか』とか聞きますね。
兄だから、聞きやすいし、小さい頃から一緒だから、自分の言いたいことも伝わってくれるので、すごくいいですね」

師匠は兄と同じく武田和也選手。
「地元の練習仲間は、師匠の武田さんと栗山俊介さん、兄と野口正則さん、あとは有馬(雄二)さん、伊代野(貴照)さんです。若手のメンバーで、スピードもあるし、それについていけたら強くなれると思います。
奈良の練習環境はすごくいいです!先輩選手も皆優しくて、競輪場に練習しに行って、練習するグループの人がいなくても、『一緒に練習する?』って誘ってくれたりするんですよね。すごくいい人たちばかりで、めちゃくちゃ練習環境はいいです」

元砂七夕美選手

デビュー後は加瀬さんのような先行をしたいです

「厳しかったけど、競輪選手になって、お客様の大事なお金をかけてもらうので、その辺は厳しい学校に入らないとダメなんだろうなって思いました」
競輪学校の印象を聞くと、そう答えてくれた。

学校での思い出は?
「嬉しかったことがあって、誕生日が7月14日なんですけど、その時に皆が誕生日を祝ってくれたことがすごく嬉しかったです。同じ部屋の人たちにサプライズみたいな感じでお祝いされて、手紙も自分に4通来ていて、なんでだろうって思ってみたら同じ部屋の人たちからでした。あとはお菓子をいっぱいもらったりしました」

練習面はどうだろうか?
「元々が持久系なので、ダッシュや瞬発力がないので、けっこうそっちに合わせた練習しかしていないので、最初はきつかったけど、10ヶ月もすると慣れてきました」
ロードから短距離に変わるのは大変だと聞くが、やはりそれは元砂も例外ではなかったようだ。
「けっこう大変でしたね。最初は全然ダッシュがなかったので、どうしたらダッシュがつくかもわからなかったので、どうしたらいいんだろうって思っていたんですけど、最近はちょっとずつわかってきました。まだちょっとなんですけど(苦笑)。これからですね」

競走訓練は?
「自分の思うような先行がしたいんですけど、あんまり出来ていなくて・・・。自分の持ち味は持久力だと思うので、その持久力を活かした先行がしたいです」
だいたいスタート取るので、来たのに合わせてや、カマす時は打鐘からタイミングを見計らって行っています。スタートは得意ですね。ゼロスタートの方が得意なんで、でも、中間速からのトップスピードがないので(苦笑)」
考えていた組み立てが崩れた時はすぐに頭を切り替えられる?
「切り替えていきます。レース前はどういう戦法でいこうかなって考えるんですけど、レースが始まれば、きちんと出来ていますね。やっぱり高校生からの経験があるので、ポイントレースとかけっこう難しかったので、それでけっこう頭を使ったのかなと思います」

デビューしたらどんな選手になりたい?
「加瀬(加奈子)さんのような先行をしたいですね。先行するにはダッシュ力や瞬発力がいると思うので、それがないと前に出れないと思うので、なので、まずはパワーをつけたり、瞬発力をつけたりしていきたいです」

元砂七夕美選手

自分をもっていないと弱くなると思うので、しっかり頑張っていきたいと思います

しっかりした印象を受けるが、本人に自分の性格を聞くと、
「やる時はやるけど、やらない時はやらないですね。その差はすごくあります(苦笑)。やりたくない時は、『やりたくないからいいや』みたいな感じですね。でも、後回しにするんですけど、やっぱりやるってなった時はちゃんとします、最後は」
では、やる時のスイッチが入るのはどんな時なのだろうか。
「もう本当に気分です(笑)。『今やりたいからやろう』みたいな感じで、でも、後回しにしてしまうと自分が大変なんで、最近はやるって決めた時にやるようにしています!それは学校に入ってから変わりましたね(笑)」

メンタルは?
「高校の練習がきつかったので、高校の時は練習でメンタルが鍛えられたと思います。こっちはあまり距離を乗らなくて、ダッシュ系ばかりなので、メンタルはあんまりやられないです」
プレッシャーは?
「プレッシャーはあります、すごくあります。やっぱり高校生の時に成績を残したので、皆に期待されて、『頑張れ』って言ってもらうので。最初の方は、応援してくれる人もいるし、頑張ろうって思ったんですけど、デビューが近くなってきて、最近はこのままで大丈夫かなって思いますね。応援してくれている人がいるので、その期待に応えなきゃいけないので」
そういうプレッシャーがかかっている時の戦いはどうなのだろうか。
「今までもプレッシャーはあったけど、でも、レースになると緊張よりもテンションが上がってきて、早く走りたいって思うんですよ!」

ライバルは?
「108回生の皆ですね。ライバルであり、一番いい仲間なので、一番いいライバルだと思います。
108回生は皆仲いいんですよ。今、皆で『卒業出来るけど、寂しい~』って言っています(笑)」

デビューしてからの目標は?
「まずはデビュー戦で優勝を目指したいなと思います。先輩たちが強いので、それに負けないように頑張りたいです。先行逃げ切りをしたいので、パワーをつけていきたいですね。
学校にいる間と違ってしばられなくなるから、しっかり自分をもっていないと弱くなっちゃうと思うので、しっかり頑張っていきたいと思います」

もちろん目標はデビュー戦優勝だけではない。
「大きい目標は、ガールズグランプリに出場することと、あとは2020年の東京オリンピックに出たいです!もともと持久力系もやっていたので、ケイリンも出たいですけど、オムニアムに出たいです。
オリンピックは簡単じゃないと思うし、ガールズグランプリもやっぱり簡単じゃないので、その分、練習が大切だと思います」

高校生チャンプとして、自信は?
「自信はあるとは言えないんですけど、高校生の時に勝てたので、やっぱり負けたくないって気持ちは強いですね。負けると絶対に悔しいので頑張ります!
皆さんに期待したいと思えるような選手になりたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします!」

元砂七夕美選手