東京国体@女子エキシビション、チームスプリントで石井貴子&小林優香が日本新記録をマーク!
2013/10/02
9月28日(土)より、第68回国民体育大会が東京都で開催されています。
自転車トラック競技は立川競輪場が舞台。国体の自転車競技では女子種目は採用されていないのですが、これまでもエキシビションで女子選手たちが走りを披露してきました。
今回の東京国体での女子エキシビションは、チームスプリント、500mタイムトライアル、ケイリンの3種目。
本日10月2日(水)はチームスプリントが行われ、競輪学校生の石井貴子生徒と小林優香生徒、髙木真備生徒と長澤彩生徒がチームを組んで出場しました。
ホーム側からスタートのAチーム、石井・小林組はスピードに乗った走りで56秒333をマーク!
これまでの400mバンクの日本記録は、現在ナショナルチームで活躍する前田佳代乃選手と塚越さくら選手が持つ57秒730でしたが、それを1秒以上上回るタイムを出し、見事日本新記録樹立となりました!!
バック側スタートの髙木・長澤組は、スタートで長澤選手が少し出遅れながらも持ち直して頑張りましたが、1分00秒280という結果になっています。
★石井貴子生徒コメント
「優香と一緒に日本新記録を出せて良かったです。ちょうど記録会の時期と重なってしまったのもあって、チームスプリントの練習らしい練習は正味2日くらいで、そんなにみっちりはやっていなかったんですけど、お互いのコンディションも記録会に向けてピーキング出来た状態で今日を迎えられたので、それも良かったのかなと思います。でも練習でのベストタイムは55秒5が出ていたので、それを考えると(タイム的には)まだまだかなと
★小林優香生徒コメント
「練習では55秒が出ていたので、タイムとしては悔しいです。(2周目の)バックでもうちょっとスピードを乗せられたと思うので、石井さんがせっかく1周目を上げてくれたのに、それが出来なかったのが悔しいです。リベンジする機会があればしたいですね」
10月3日(木)は、500mタイムトライアルとケイリンが女子エキシビションで行われます。
石井、小林、髙木、長澤の4名は500mタイムトライアルに出場予定です!
立川競輪場で行われている東京国体の自転車トラック競技。
出走前に自転車のチェックを行う。
ゴールデンキャップ3回連続獲得の小林。どんな走りを見せるのか?
ホーム側スタートのAチーム。第1走者・石井貴子、第2走者・小林優香。
バック側スタートのBチーム。第1走者・髙木真備、第2走者・長澤彩。
Aチームの第2走小林の力強い走り。
スタートでロスをしてしまったBチーム第2走の長澤も、懸命に粘る。
400mバンクでの日本新記録を達成した小林(左)と石井。